はじめに:副業の交通費、経費にできるの?
「副業で移動した交通費は経費にできるの?」 そんな疑問を持つ方は多いでしょう。実は、業務に直接関係する交通費であれば、しっかりと経費に計上できます。
この記事では、フリーランスや会社員の副業でよくある交通費の処理方法を、実際の仕訳例・注意点・節税のコツとともに解説します。
経費計上の全体像をまだ掴めていない方は、まずこちらを先にどうぞ → 副業経費で落とせるもの一覧
副業で経費になる交通費の条件
交通費を経費にできるのは、「副業の収入を得るために必要な移動」に限られます。
✅ 経費にできる交通費の例
- 副業の打ち合わせに行った電車・バス代
- お客様への納品・取材・取引先訪問の交通費
- 副業の取材・撮影・出張のためのガソリン代
❌ 経費にならない交通費の例
- 自宅から本業の職場までの通勤交通費
- 副業に関係のないプライベート移動
- 「ついでに寄った」買い物・旅行など
ポイントは「副業の売上に必要な移動」かどうか。証明できるように、日付・目的・金額・移動手段を記録しておきましょう。
仕訳方法:勘定科目は「旅費交通費」でOK
交通費を経費に計上する際は、仕訳帳で勘定科目を「旅費交通費」として処理します。 青色申告・白色申告どちらでも同様です。
仕訳の例①:電車代を現金で支払った場合
旅費交通費 500円 / 現金 500円
仕訳の例②:ICカードで支払った場合
旅費交通費 500円 / 事業主借 500円
仕訳の例③:ガソリン代(自家用車)
旅費交通費 3,000円 / 普通預金 3,000円
このとき、「私用利用分」を除外する必要があります。 副業で使った走行距離が全体の40%なら、3,000円×40%=1,200円を経費として計上します。
ガソリン代や駐車場代も経費になる?
もちろんOKです。ただし以下のルールを守りましょう。
- 副業の業務で使用した分のみ
- レシート・領収書を必ず保管
- 自家用車の場合は使用割合を明記(例:仕事40%、私用60%)
駐車場代も「副業での訪問目的」が明確であれば計上可能です。 経費記録アプリを使うと、こうした細かい仕訳がスムーズに管理できます。
領収書・レシートがない場合の対応
ICカード(Suica・PASMOなど)利用時は、履歴を印刷またはスクリーンショット保存。 現金払いで領収書をもらえない場合は、自作の出金伝票(メモ)でもOK。
日付:2025年3月3日 内容:副業打ち合わせ(新宿〜渋谷) 金額:330円 支払方法:現金
このように記録しておくと、税務署にも説明しやすくなります。
交通費で節税する3つのポイント
① 毎月まとめて記録する
交通費を都度入力すると手間が大きいので、1ヶ月単位でまとめて仕訳にすると効率的。 Excelやfreeeの経費帳アプリが便利です。
② 本業との混同を避ける
副業専用の口座・交通系ICを使うと、経費の線引きが明確になります。
③ ガソリン代は走行距離で按分
自家用車を使う場合、走行距離を記録しておくと正確に経費計上できます。 Googleマップで「移動距離」をメモしておくのもおすすめです。
交通費を効率的に管理するおすすめアイテム
- 楽天市場で買える「ICカードケース付き財布」
- Amazon公式サイトで人気の「車載スマホホルダー」
- ハピタス経由で楽天ポイントも貯まる
確定申告時の注意点
経費として計上した交通費は、領収書・記録・仕訳帳の3点をセットで保存。 5年間の保管義務があります。
また、交通費が多い場合は摘要欄に明細を記入しましょう。 例:「打ち合わせ・出張・撮影などに使用」と書いておくと税務調査でも安心です。
まとめ:交通費の計上は「目的・証拠・一貫性」
副業の交通費を経費にするポイントは、以下の3つです。
- 業務目的の移動であること(プライベート除外)
- 証拠として領収書・記録を残すこと
- 毎月一貫した方法で仕訳すること
小さな金額でも積み重なれば大きな節税につながります。 正しい知識で、ムダなく経費を活かしましょう。



コメント